XAMPP for Windowsの環境確認

Last Update: 2011-10-04: 幸谷智紀


 XAMPP for Windowsの環境チェックを行う。前述したように,XAMPPは

というソフトウェアで構成されているため,それぞれのソフトウェアごとに設定をしなければならない。ここでは詳細については立ち入らず,どのソフトウェアがどのように設定されているか,Perl CGIスクリプトやPHPスクリプトを動かすためにはどのようにすればいいかを簡単に述べる。

XAMPPのフォルダ(ディレクトリ)構成

 特に指定しない限り,"c:\xampp"以下のフォルダ構成は下記のようになっているはずである。以下,この構成になっているという前提の下で環境の確認を行っていく。

XAMPP for Windowsのフォルダ構成

Windows環境におけるパス(path)の確認と設定

 パスとは,実行ファイルが置いてあるフォルダ(ディレクトリ)を指定した環境変数のことである。これはコマンドプロンプトから次のように"set path"コマンドを使うことで確認できる。

Windowsコマンドプロンプトでパスの設定を確認

 あるいは,「コントロール パネル」→「システムとメンテナンス」→「システム」→「システムの詳細設定」→「環境変数」の「システム環境変数」からも確認できる。

環境変数の確認

 設定は上記のように"Path"を選択し,「編集」ボタンを押して「変数値」を変更することで行える。

変数値の変更

 セミコロン(;)で区切って複数のフォルダを指定できる。XAMPPでPerlインタプリタ(c:\xampp\perl\bin\perl.exe),PHPインタプリタ(c:\xampp\php\php.exe),MySQL(c:\xampp\mysql\bin\mysql.exe)のパスを設定するには,実行ファイルのあるフォルダを全て指定すればよい。従って,現状の変数値の後にセミコロンを追加し,その後に

c:\xampp\perl\bin\;c:\xampp\php\;c:\xampp\mysql\bin\

を更に追加すればよい。設定が出来たらOKボタンを押してから,コマンドプロンプトを再度起動し直して設定が変更されたことを確認すること。

パスの変更を確認

 これでいつでもコマンドプロンプトからPerl, PHP,MySQLが使えるようになる。下記のようにコマンドが動作することを確認すること。

コマンドの動作確認

Apacheの設定確認

 Apacheの基本設定は全てapache\conf\httpd.conf(テキストファイル)に書かれており,各モジュールごとの設定はapache\conf\extra\に"*.conf"というファイル名で書き込まれている。

HTMLファイルとURLの対応

 デフォルトでは

c:\xampp\htdocs\ ←→ http://ホスト名/

という対応関係にある。httpd.confに"DocumentRoot"を設定することでWebページのルートディレクトリを指定できる。デフォルトでは

DocumentRoot "C:/xampp/htdocs"

となっている。

 外部からアクセスされるWebページはエイリアス(別名定義)の指定がない限り,この"DocumentRoot"ディレクトリ以下のみアクセスされる。

 従って例えば,htdocs\test\first.htmlというHTMLファイルは

c:\xampp\htdocs\test\first <----> http://ホスト名/test/first.html

というURLでアクセスできる。

Perl CGIの動作確認

 下記のPerlスクリプトをhtdocs\test\test.cgiファイルに書き込み,Webブラウザから"http://ホスト名/test/test.cgi"としてアクセスする。

#!C:/xampp/perl/bin/perl.exe
print "Content-type: text/html;\n\n";
print "Perl CGIのテスト成功!\n";

 下記のように"Perl CGIのテスト成功!"と表示されればよし。

Perl CGIスクリプトの動作確認

PHPスクリプトの動作確認

 下記のPHPスクリプトをhtdocs\test\test.phpファイルに書き込み,Webブラウザから"http://ホスト名/test/test.php"としてアクセスする。

<?php
echo "PHPのテスト成功!";
?>

 下記のように"PHPIのテスト成功!"と表示されればよし。

PHPスクリプトの動作確認

MySQLの設定確認

コマンドライン(コマンドプロンプト)からの使い方

 下記のように,ログインするときにはコマンドプロンプトで

mysql -u ユーザ名(root) -p

とする。パスワードの設定をしていないときには"Enter password:"の後にEnterでよい。"mysql>"プロンプトが出ればログイン成功。

 ログアウトするときにはmysqlプロンプトから"quit"でよい。

MySQLのログイン・ログアウト

デフォルト文字コードの設定

 データベースのデフォルト文字コードをUTF-8(Unicode)に設定しておかないと日本語が文字化けするので,設定を変更しておく。

  1. コマンドプロンプトからmysqlに接続して文字コード設定を確認する。

    MySQLのデフォルト文字コードの確認

  2. c:\xampp\mysql\mysql\bin\my.iniの下記の箇所(^^^^^の部分)を追加。
    [client]
    default-character-set = utf8 <-- 追加
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
    [mysqld]
    ・・・・(省略)・・・
    skip-character-set-client-handshake # <-- 追加
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
    character_set_server = utf8 # <-- 追加 (XAMPP for Windows 1.7.7以降: 参考)
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
    (XAMPP for Windows 1.7.2では default-character-set = utf8とすればよい)
    
    init-connect=SET NAMES utf8 # <-- 追加 (XAMPP for Windows 1.7.7以降)
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
    
    [mysqldump]
    ・・・・(省略)・・・
    default-character-set = utf8 # <-- 追加
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
    [mysql]
    ・・・・(省略)・・・
    default-character-set = utf8 # <-- 追加
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
      
  3. MySQLを再起動して文字コード設定が変更されたことを確認する。下記のようになっていればO.K.


  4. mysqlコマンドをコンソールから使うときには,"SET NAMES"文を使って一時的にシフトJIS(sjis)に変更してからSQL文を発行すること。

    一時的にShift JISにしてみる

phpmyadminからの使い方

 XAMPPがきちんとインストールされていれば,Webブラウザから"http://ホスト名/phpmyadmin/"にアクセスすればよい。

phpmyadminの画面

→phpMyAdminの使い方へ


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